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暮​ら​し​の​ア​ル​バ​ム / The album on living

by 野井勇飛 / Noi Yuhi

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escherbug
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escherbug Makes me very excited to make music!! Favorite track: バーコードガール / Barcode girl.
A Blaze On The Northern Beaches
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A Blaze On The Northern Beaches Great record. Very catchy Japanese indie rock that really reminds me of old school anime openings and closings from the 90's and early 2000's. Great mixture of heavy and poppy songs. Easily one of my favourite releases from Japan so far this year. Favorite track: 休日海岸 / Holiday seashore.
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1.
窓の外を流れる街 潮風に揺れ光る髪 南へ向かってルートを描く 眩しげなドライブ 賑やかな海岸通り 秘密の場所へあと少し 港へ向かって通りを渡る 楽しげなパラソル ずっとこんな日が続く 夢を見てた今朝は泡のように 融けてしまった どこにもないなら 息を殺して 目を凝らして 深く深く きっとこんな日は終わる 夢を見てた明日は波のように 逃げてしまった どこかにあるなら 息を潜めて 耳澄ませて 身を委ねる
2.
目が覚めたのは朝4時か5時 窓の外は雨と風 今日この頃は台風列島接近中 薄明るい空 彼女は想う過ぎ行く日々を 友達や男のこと 目が冴えたなら現状分析進行中 脳内強炭酸水ソーダ 誰にも知られずに 変わり果てて消えてゆく何か 彼女の中巡り音も立てず 忘れられる スピードを上げる 時間の中 背が伸びる 髪が伸びる 捨てたものは 大切じゃなくなった 気まぐれに 当たり前で過ぎてゆく何か 早朝の中目黒どこの誰も 忘れたがる スピードを上げる 時間の中 駆け抜けてく 誰より速く 深い闇に 飲み込まれないように 窓叩く雨が 強くなったら警報発令中 荒れ狂う空渦巻く雲 進路は予報通り
3.
太平洋側は晴れ 天気予報は大外れ 季節の変わる匂い 去年のこと思い出す 溢れてた人たちは 街へ戻って遊んでる 通り沿いも落ち着いて コントラストが薄れてゆく 無くなりかけたソーダ片手に 風は言うほど強くない 蝉の声がないから 体感温度が下がる 来週末あたりが 衣替えするにはいい 泣き出しそうな空横目に 提げた荷物は重くない 彼らはいつでも待ってる 優しく確かに はるか先へ広がってる 明日もきっと まだ見ぬ何かを待ってる 誰しもいつでも 夜から朝に変わってく 水面染めて 例えて言えばほら昔に 読んだ絵本の1ページ 彼らは全てを知ってる 迷いや悩みさえ 半端な気持ちわかってる 誤魔化せない 誰彼秘密を持ってる 言葉にできない 全て忘れるの待ってる 痛みや傷 確かな過去にすがってる 歳重ねるほど 何かが既に終わってる こと気付かず まだ見ぬ誰かを待ってる 光に溢れた 皆いつの間にか去ってく 何も言わず
4.
日々は淡々と過ぎる 品物はレジを通る 意味は段々と消える 胸も指先も冷える 傷は淡々と癒える 長袖の季節が来る 笑みは段々と消える 居心地良くなってきてる いつもの人と 無数の線が 彼女を通り抜ける 小さな音立てて その腕の傷に何を 刻んだのか聞かせてよバーコードガール 赤い光に照らして読み取ってみたい その腕の傷は君の 国で何を伝えるのバーコードガール いつどこで誰のための悲しい痛み 君は段々と変わる 記憶は遠ざかってゆく 季節は淡々と過ぎる 歳を重ねてゆく 彼は難なく話す 他愛もない世間話 でも彼は何も知らず 気になるレジ担と見てる いつかの人と 無数の線は 彼女を引き留める 静かにでも確かに その腕の傷の理由を 教えてくれないかバーコードガール 誰何思って刻み付けた記号 その腕の傷で君の 価値が分かるのかいバーコードガール 君を読めるスキャナどこにあるの 彼女の腕にはバーコードがある 数えきれない無数の痕が 触れてみたいのさバーコードガール その傷の奥
5.
PARK 04:15
履きなれた靴を選び 部屋を出る日が差し込む 自転車は追い風受け 図書館に続く道を 誰のためでもない 何のためでもない いつまで続けるとか そういうことじゃなくても 木漏れ日が散らばる道 犬たちは遠い日を思い出す 音楽が脚を伝い 大地蹴るペース上げる 誰一人見てない 何になるでもない どこかでやめるとか そういうことじゃないから いつかこの日を 思い出す時がまた来るのかも 誰も知らない景色や空気 二度と出会うことないもの 変わり続ける 空や海や人や街の色に 揺れる心と立ち止まる足 今に繋がること全て 憧れていた 何かを忘れる日が来るのかも 埃かぶった宝物とか 二度と口にはしない名前 他の誰かや 大切な人が何を言っても 止まることはない答えは出てる 確かな道が続いてる 夢見た日々を 気付かないうちにもう過ごしてる その手や足が向かうところへ 探した意味は目の前に
6.
Traffic 01:06
7.
意味のない言葉と 響かないメロディを すり抜けて街の きらめきの中へ 日々想うことへの ある答えらしきもの 追いかけて街の ざわめきの中へ 色とりどりの 輝くメッセージ 恋人たちに 語り掛けてる 今夜を過ごす 誰かのために 待ち続けてる 心が動く 何かのために 歌い続ける 夜を駆け抜け 繋がるネットワーク まだ見ぬあなたに 話しかけてる ときめきを乗せ 飛び交うトラフィック どこかでベルを 鳴らし続ける 今夜を過ごす 誰かのために 待ち続けてる 心が動く 何かのために 歌い続ける
8.
朝が昼に 昼が夜に 夜が朝に 昨日が今日に 今日が明日に 明日が今日に 今日が昨日に 春が夏に 夏が秋に 秋が冬に 冬が春に 今はいつに ここはどこに 僕は誰に なる
9.
世界中ふしぎからふしぎへ 駆け巡るしなやかな足取り その澄んだ瞳は何を見てるの ちょっとヒントくれないか 世界中遺跡からジャングル 舞い上がる爽やかな風受け その胸の奥で何を思うの ちょっとポイントくれないか 僕だけのクエスチョン発見できるなら 没収なんて怖くない 君が一番のミステリー 今どこで何してるかな 早く探してハントしなきゃ 何よりもミステリー 自分じゃ気付いてないけど 気になる気になる気になる気になるよ 世界中山超えて海超え 飛び回る軽やかな仕草で その白い指でどこに触れるの ちょっとチャンスくれないか 僕だけのトップ賞獲得できるなら 視聴者なんて関係ない 君は最高にミステリー 明日どこで何するのかな 早く探してハントしなきゃ 誰よりもミステリー 僕しか気付いてないけど 気になる気になる気になる気になるよ 一日中画面から画面へ 定まらぬ空っぽな眼差し この鈍い身体で何ができるの ちょっと連絡くれないか 君だけに一社提供できるなら 視聴率だって100% 僕が一番のミステリー 今ここにいて何もしてないよ だから早くハントしてよ 何よりもミステリー 自分でも分からないんだ 気になる気になる気になる気になるよ
10.
頭の片隅 懐かしい香り 夢で見たような街 変わりゆく前に かけら集めて 閉じ込めてゆく 並べた瓶のフタ 硬く締めておけ 他の誰でもない自分自身の目 映る確かな光逃さず 誰にも会わずに かすかに響く いつか聴いたような歌 消えてゆく前に 埃をはらい 積み重ねてく その引き出しの中 誰も触れさすな 他のどこでもない現在地に 流れるわずかな空気掴んで いつか掘り出す誰かを待ち 眠るものは ふと思い出すその時まで ただそこにある いつか行き着く誰かを待ち 潜むものは ふと巡り会うその時まで まどろんでいる
11.
南風が吹いたら 空の色も変わった 甘い香りの商店街 皆浮かれやすいから 足元に気をつけて 淡いあの日の予定外 みんな街に出たり 映画観たり 話をしたり 今日も料理したり 花を見たり 歌うたったり 昨日までの寒さは 遠い記憶のかけら 一応空けてる金曜日 ひとつだけのサングラス 埃を払ったら 日常から出てくように みんな雑誌読んだり ジュース飲んだり ベランダ出たり 明日も外を見たり 掃除したり ふと眠ったり みんな靴買ったり 電車乗ったり 手を繋いだり 今日もプール行ったり 写真撮ったり ふと笑ったりしたい
12.
月夜に波音 光る道は どこへ続く 蛍光灯の下には 誰もいない 午前2時のスーパーマーケット 目に見える場所 なんて小さな世界 今もどこかで風が 吹いてる林で 音はするか 誰も聞けない その声 目に見えぬ場所 なんて大きな世界 今も誰かが歌唄うよ 声ならぬ声 夜空に融ける 言葉を超える 思いは届く 感じ取る場所 それらすべて世界 今も何かが光放つ 遥か頭上に水面が揺れる このままずっとここにいれたら 繰り返すのは いつかのメロディ どこかで聴いてる あなたの元へ
13.

about

2020年4月18日リリース

credits

released April 18, 2020

作詞・作曲・演奏 野井勇飛

All songs are written and performed by Noi Yuhi

license

all rights reserved

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about

野井勇飛 / Noi Yuhi Tokyo, Japan

宅録しました
「都市生活者の孤独」もしくは「人間讃歌」

Home recording
Loneliness of modern city life or human anthem

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